先日、羽田空港を歩いていたときのこと。
遠くからスーッと近づいてくる、白いボディの“警備員”が目に入った。
人間じゃない。まるでSF映画に出てきそうな、自律走行するロボットだ。
「こいつ、動いてる…!」
思わず立ち止まって見てしまった。

② ロボットの機能と実力
このロボット、ただウロウロしてるだけじゃない。
SECOMが導入しているAI警備ロボットで、こんな機能を備えている。
- AIセンサーで不審者を感知
- 異常を検知すると即座に管制センターへ通報
- 自身でも煙を噴射して威嚇・防御
- カメラ映像をリアルタイム送信
- 自律巡回で24時間稼働可能

③ SECOMという会社の全体像
SECOMといえば「警備」のイメージが強いけど、実は事業は多岐にわたる。
- 警備サービス(常駐警備・機械警備)
- 防犯カメラやセンサーの販売・施工
- 介護・医療サービス
- 保険事業
- 災害対策システム
- 顔認証・生体認証システム

④ 売上推移と成長性
SECOMの過去10年間の売上は右肩上がり。
特にAI・IoT関連警備の需要増で、海外事業も拡大中。


⑤ 警備ロボ導入の背景
- 深刻な人材不足(特に夜間・警備員の高齢化)
- 24時間対応でコスト削減&安全性向上
- 空港・商業施設・病院など、導入施設が拡大中
将来的にはドローン警備との連携や完全無人セキュリティも視野に入れている。
⑥ 投資家目線での注目ポイント
- 警備業界の市場規模は年々拡大(特にAI領域)
- 海外展開が今後の成長ドライバー
- 配当利回りも安定的(直近約○%)
- 財務健全性が高く、長期投資にも向く企業
警備業界市場規模の推移と予測

⑦ まとめ&問いかけ
空港で見かけたロボ警備員は、SECOMの未来の一端だった。
数年後、私たちの街でも当たり前に見かける存在になるかもしれない。
あなたの街で、ロボ警備員を見かけたことはありますか?
💡 他の「街で見かけたシリーズ」も読む
noteでも街で見かけたシリーズをお楽しみください。

街で見かけた銘柄ノート ── 投資は“体感”から。|fujisoba|note
コンビニで見かけたあのお菓子、駅前に急にできたあのお店、TikTokでバズってるアプリ──「あれ?これ流行ってない?」と感じた“街の気づき”を、IRで深掘りして銘柄目線で読み解くnote連載です。投資初心者にも分かりやすく、楽しみながら“企...
コメント