たった1本の飲み物から始まった投資目線の旅
ある日、スーパーでふと手に取った1本の「ガゼリ菌SP株入り飲料」。
健康オタクな友人が「これ飲むとお腹が変わる!」と推してたのを思い出しただけだったけど──
2週間ほど飲み続けて驚いた。
朝起きた時のだるさが軽くなり、腸の調子が明らかに良くなった。
💩「あ、これはただの流行じゃないかもしれない」
そこからガゼリ菌について調べ始めた私は、やがて一つの巨大市場にたどり着く。
それが「腸活市場」だった。

📊 腸活市場の成長と投資テーマ化
- 日本の腸活市場は約6,000億円
- 健康、美容、免疫、メンタル…複数テーマと連動
- コロナ以降「免疫力」の重要性が高まり需要拡大中
これは単なるヘルシー商品のブームではなく、継続的な市場成長が見込める投資テーマだと確信した。

注目3社の比較
🥇 メグミルク(2270):ガゼリ菌の挑戦者
- ガゼリ菌SP株で独自ポジション確立
- 特許技術により“腸まで届く”菌の差別化に成功
投資指標:
- PER 6.2倍 / PBR 0.76倍 → 割安水準
- ROE 6.71%(改善傾向)
国内は成熟市場だが、機能性食品×海外展開の掛け算が鍵。
「バリュー株×成長期待」というハイブリッド枠として注目。
🥈 ヤクルト本社(2267):王者の貫禄
- 世界的人気の「シロタ株」
- ヤクルトレディの販売網はまさに“サブスク型収益モデル”
投資指標:
- PER 約15倍 / PBR 約1.3倍
- ROE 約9.2%(安定的)
東南アジア・中南米など新興国需要が支えとなり、長期安定銘柄として非常に強い。
🥉 フジッコ(2908):腸活の隠れ優等生
- 発酵食品や食物繊維で高齢化社会に対応
- 「成長性」より「守りのディフェンシブ性」が光る
投資指標:
- PER 約33倍(高め) / PBR 0.66倍(資産価値で割安)
- ROE 約1.4%
腸活市場に地味に根を張る隠れテーマ株といえる存在。
投資家が腸活市場で見るべき3ポイント(チェックリスト)

🎯 最後に:腸は第二の脳、市場も“第二の主役”かも?
腸活市場は、確かに地味かもしれない。
でも、じわじわと生活に根づき、消費者の習慣を変え、企業の成長ドライバーにもなっている。
「スーパーで手に取った1本が、未来の投資先になるかもしれない」
そんな日常の中に、意外な投資のヒントが隠れているのかもしれない。
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