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【20話 裏ストーリー】 「数字は増えた。でも、心がおいてけぼりだった。」

5万円稼いだシリーズ裏話

🟡 売れた、はずなのに──

noteを始めてから、ずっと目標にしていた「売れる」ということ。

コツコツと書き続けて、やっとの思いで初めての有料記事が売れた日、私はスマホの画面を見て、震えた。

「やった…ついに…!」

でもその数分後、胸の奥からじわじわと湧いてきたのは、

「嬉しい」とはちょっと違う感情だった。

それは、静かに広がる“虚しさ”のようなものだった。

🟡 数字が心を満たしてくれると思ってた

売れること=自信になる。

そう思っていたし、事実、最初は嬉しかった。

けれど、ページを購入してくれた読者の反応は少なかった。

「良かったよ」という言葉も、「共感した」という声も、ほとんど届かない。

・読まれたかどうかもわからない

・どこが響いたのかも見えない

・数字だけがポツンとそこにあって

その時、私は気づいた。

「私が本当に求めていたのは、売上じゃなく、つながりだったんだ」と。

🟡 大切なのは、心のキャッチボール

SNSでもnoteでも、数字はついて回る。

スキ、フォロワー数、販売件数。

でも、それはあくまで結果。

本当に欲しかったのは、誰かの「読んだよ」の一言だった。

「自分の言葉が、誰かの中にちゃんと届いていた」

その実感こそが、何よりの報酬だった。

🟡 これからも、私は書き続ける

売れたことに意味がないとは思わない。

でも、あの虚しさを知ったからこそ、

これからは「数字を追いかけすぎない」書き方をしていきたいと思った。

・誰かの心に寄り添えるような言葉を

・たった1人のためでも届ける覚悟で

書くことそのものに、喜びを見出すこと

それが私の、新しい指針になった。

✨ おわりに

書くことは、自己表現であり、誰かとの対話でもある。

その中で生まれる小さなつながりが、私にとっては生きている実感だった。

数字だけでは、心は満たされない。

でも、たった1人の「ありがとう」で、涙が出るほど満たされる──

それが、私の書く理由になった。

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