──「自分の言葉」で動き出した物語

「noteで5万円稼げたらいいな」
そんな軽い気持ちから始めた挑戦は、いつの間にか30話の物語になっていた。
最初は、自分の想いを誰かに届けたい。ただそれだけだった。
だけど書き続けていくうちに、気づけば「どうやったら読まれるか」を考えるようになり、
さらに「誰かに届く言葉って、何だろう」と探し始めていた。
「書く」ことは、ただの発信じゃなくて、
自分との静かな対話でもあった。
続けたから、見えたもの
たくさん失敗した。読まれなかった投稿も山ほどある。
それでもやめなかったのは、たぶんどこかで「届いてほしい」と願っていたから。
「すごく共感しました」
「あなたの言葉で救われました」
そんなコメントが届いたとき、
胸の奥が、じんわりあたたかくなるのを感じた。
その瞬間、「書いててよかった」と心から思えたんだ。
稼いで終わりじゃなかった
たしかに、私はnoteで5万円を稼いだ。
でも、思ったほどの達成感はなかった。
「やった!」よりも、「この先どうしよう?」という気持ちのほうが強かった。
きっと私は、
お金を稼ぐことよりも、自分の変化に興味が向いていたんだと思う。

noteの先にあったもの
5万円を達成したあと、私はそのお金の一部を「小さな投資」に使ってみた。
街で見かけた企業を調べて、「この会社、面白いかも」とワクワクした。
文章がきっかけで得たお金が、
今度は新しい行動を生み出す種になってくれた。
noteを始めていなければ、きっと気づかなかった世界。
たった一つの投稿が、こんなにも広がっていくとは思わなかった。
そして今──
この30話は、私のnoteにとっての一区切り。
でも、これはゴールじゃない。むしろ、始まりだ。
これまでのnoteには、私の感情も、迷いも、挑戦も、全部詰まっている。
読んでくれたあなたの心に、ほんの少しでも残ってくれていたら、
それだけで「書いてよかった」と思える。
だから、もし迷っているなら──
次は、あなたの言葉で続きを書いてほしい。
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