【コーヒー飲んでたら投資家になった件裏話】6話 知らずに開いた禁断の扉。信用取引との出会い

コーヒーを飲んでたら投資家になった件シリーズ

📘 目次

💬 信用取引って、なに?

投資を始めて少し経った頃、SNSやYouTubeでよく見かける言葉があった。

それが「信用取引」。

正直、最初は「危なそう」「玄人向け」「怖い」というイメージ。

でも、調べてみるとこんな仕組みだった。

株を買うための「お金」や「株そのもの」を証券会社から一時的に借りて、

自分の持っている資金以上の取引ができるシステム。

なんと、自己資金が100万円でも、最大で300万円くらいの取引ができるとか…!

「レバレッジが効く」

「上手くやれば利益が倍に」

そんな甘いワードが、私の頭を刺激した

🔍 なぜ、信用取引に興味を持ったのか

その頃の私は、ちょっとモヤモヤしていた。

投資の勉強はしてる。

毎日チャートも見てる。

なのに、利益は出ない。むしろ、減ってる…。

「もっと短期間で結果出したい」

「一発、大きな利益を出してみたい」

そんな気持ちが膨らんでいく中で、

信用取引という言葉がやけに魅力的に見えてきた。

気がつけば私は、証券口座の「信用口座開設」ボタンを押していた。

⚡ 初めて心が動いたある銘柄

ちょうどそのタイミングで、SNSで話題になっていた銘柄があった。

それが「バンク・イノベーション」。

1週間ほどで、株価が 2,000円台 → 10,000円台 へと急騰。

5倍なんて夢のような数字が、現実に起きていた。

「さすがに、そろそろ下がるでしょ」

「これ空売りで入ったらチャンスかも」

※ 空売り=株を持っていなくても、先に売って、あとで買い戻すことで差額を得る方法。

私は完全に、チャレンジモードに入っていた。

どこかで「大勝ちしたらストーリーになる」なんて思ってたかもしれない。

⏳ 実は何も知らずに、あの夜を迎える

そう、あの時の私はまだ何も知らなかった。

信用取引でその銘柄が「日計り」しかなかったことも。

ストップ高目前の異様な値動きの意味も。

ただ、「そろそろ下がるはず」という根拠のない自信だけを握りしめて、

私はそのボタンを押した。

そして翌日、地獄のチャイムが鳴る。

……でも、それは次の話で。

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