【街で見かけたシリーズ 23話】スニーカーブームと部活キッズの真実

街で見かけた企業シリーズ 深掘り

目次

👟 部活ブームとスニーカービジネスの密接な関係

最近、スポーツ用品店がやけに混んでいるな…と感じたことはありませんか?

実はその背景には、「世界陸上」や「部活ブーム」が大きく影響しています。特に中高生の部活キッズたちは、日々の練習でシューズの消耗が激しく、定期的に買い替えが発生。

そのたびに親の財布がゆるむ…というわけです。

うちの娘も現在高校生で陸上部。スパイクの買い替えはすでに数足目に突入。週末、近所のスポーツ店に行ったところ、スニーカーやスパイク売り場は大混雑!

店員さんに聞いてみたところ、

「世界陸上を見た影響で、陸上部に入る子も増えてます」

とのこと。

まさに、スポーツと消費は連動するという好例でした。

📈 ナイキ・アディダス・アシックス、業績のリアル

ここではスニーカービジネスの主役3社、ナイキ(NIKE)、アディダス(adidas)、アシックス(ASICS)の業績や成長戦略を簡単に紹介しておきます。

  • ナイキ(NIKE)
    世界最大のスポーツブランド。2024年度の売上高は約514億ドル。成長はやや鈍化しているが、アジア市場とアパレル部門の回復が注目。
  • アディダス(adidas)
    2024年は北米の苦戦が響いたが、パフォーマンスシューズ部門が回復傾向。部活向けの中堅価格帯が強い。
  • アシックス(7936)
    日本企業ながら世界展開に成功。2025年3月期の予想は売上5,500億円、営業利益610億円と過去最高を更新する見込み。陸上・ランニング系に特化し、機能性重視で固定ファン多数。

とくにアシックスは、日本人の足型にフィットした作りで評価が高く、陸上やマラソン界では根強い人気を誇ります。

👧 成長期の足が支える家族の消費行動

スニーカーって、実は成長期の消耗品なんです。

特に部活をしている子は、

  • 週5〜6回の練習
  • 雨天での泥汚れ
  • つま先やかかとのすり減り

などで、3〜6ヶ月で買い替えが必要になります。

そして成長期のため、サイズアップも重なり、1人で年に数足というペースでスニーカー・スパイクを買うことに。

ナイキやアシックスのようなブランドに親子でこだわる家庭も多く、

「これじゃないと足が痛くなる」

という娘の一言で、価格より機能性重視になることも。

これはまさに、子どもによるブランド教育が家庭内で自然に行われている状態とも言えます。

📊 投資家目線で見る!今後の注目ポイント

このスニーカーブーム、投資家にとっても見逃せません。

✔ 子育て世代の支出固定枠になり得る

⇒ 定期買い替えが前提なので、リピーターが自然発生する

✔ スポーツイベントと連動しやすい

⇒ オリンピック・世界陸上などで消費喚起

✔ ESG・サステナビリティ対応に積極的な企業が多い

⇒ アディダスやアシックスはリサイクル素材・環境配慮商品を多数展開

✔ EC・D2C(自社販売)の強化

⇒ 店頭とオンラインの併用で、単価・顧客接点の最大化が進行中

今後も、スニーカービジネスは部活キッズとともに成長を続けていくでしょう。

スニーカーが消耗品なら、体も日々の栄養補給が大事です。

【成長期の部活キッズを支える!たんぱく質おにぎり&ドリンクレシピ】

👉 出来次第公開予定!

こちらでは、パパ目線で作れる簡単レシピを紹介していきます。

スニーカーブランドと同じく、体づくりもブランド並みに大事です!

以上、スニーカーブームと部活キッズをテーマに、日常と投資がつながる視点でお届けしました。

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