💥あの朝、悔しさよりも先に来た感情
「−40万円」の現実を突きつけられた朝。
悔しさより先に来たのは、ただただ怖いという感情だった。
昨日、自分の手で信用取引をして、200株の空売りを仕掛けて負けた。
銘柄はバンク・オブ・イノベーション。上がる気配なんてなかったのに、翌朝いきなりストップ高。強制決済。
その現実が、夢じゃなかったと分かった時、心臓の奥がずしんと重くなった。
証券口座の数字を見ては目をそらし、「なんでこんなことに?」と自問自答を繰り返す。

🤯「分からないこと」が一番怖かった
自分が何を間違えたのか、分からなかった。
それが一番怖かった。
損をしたこと自体よりも、そこに至った思考が「よく分からないまま進んでた」ことに気づいた時、ゾッとした。
- 「みんなが下がるって言ってたから」
- 「昨日まで下がってたか
そんな理由で信用売りをやった。
それなのに、なぜ200株も? なぜレバレッジをかけたのか?
答えは「勢い」しかなかった。
信用取引とは「信用」で取引すること。
でも、その信用の意味すら、私はまだちゃんと理解していなかった。
📚正解探しの旅に、溺れかけた
悔しくて、怖くて、眠れなかった夜。
YouTube・SNS・本……片っ端から漁った。
- 初心者におすすめの手法
- 億り人のルール
- 短期トレードの極意
見つけるたびに「これが正解か?」と思って読んでは、どこか違う気がしてまた別のものを探す。
情報が多すぎて、どれが正しいのか分からなくなる。
しかも、その時の自分は冷静じゃなかった。
感情がぐちゃぐちゃで、正しく判断する力すらなかった。
「信用取引はやめとけ」
「いや、慣れたら信用しか勝たん」
どっち?
いや、きっとどっちもその人にとっては正解なんだ。
🌱自分のやり方という答えに出会うまで

ある投資本の一文が、心に刺さった。
「投資に万人の正解はない。だからこそ、自分のやり方を見つけることが大切。」
目の前が少し晴れた気がした。
ああ、私はまだ自分のやり方を持っていなかったんだ。
今回の−40万円は、ただの損失じゃない。
「自分には合わない方法だった」と教えてくれた経験だった。
これは失敗じゃなく、選択肢をひとつ減らせたこと。
そこからようやく、私は「自分なりに学ぶ」というフェーズに入ったんだと思う。
初心者の頃、正解ばかり探して溺れていた。
でも今ならわかる。投資に万人の正解はない。
だからこそ、「自分のやり方」を見つけることが一番大事なんだって。
こんな風に気づけたのは、こんな本たちのおかげ👇
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