【コーヒー飲んでたら投資家になってた件裏話 8話】 −40万円の翌朝に、私が最初にしたこと

コーヒーを飲んでたら投資家になった件シリーズ

💥あの朝、悔しさよりも先に来た感情

「−40万円」の現実を突きつけられた朝。

悔しさより先に来たのは、ただただ怖いという感情だった。

昨日、自分の手で信用取引をして、200株の空売りを仕掛けて負けた。

銘柄はバンク・オブ・イノベーション。上がる気配なんてなかったのに、翌朝いきなりストップ高。強制決済。

その現実が、夢じゃなかったと分かった時、心臓の奥がずしんと重くなった。

証券口座の数字を見ては目をそらし、「なんでこんなことに?」と自問自答を繰り返す。

🤯「分からないこと」が一番怖かった

自分が何を間違えたのか、分からなかった。

それが一番怖かった。

損をしたこと自体よりも、そこに至った思考が「よく分からないまま進んでた」ことに気づいた時、ゾッとした。

  • 「みんなが下がるって言ってたから」
  • 「昨日まで下がってたか

そんな理由で信用売りをやった。

それなのに、なぜ200株も? なぜレバレッジをかけたのか?

答えは「勢い」しかなかった。

信用取引とは「信用」で取引すること。

でも、その信用の意味すら、私はまだちゃんと理解していなかった。

📚正解探しの旅に、溺れかけた

悔しくて、怖くて、眠れなかった夜。

YouTube・SNS・本……片っ端から漁った。

  • 初心者におすすめの手法
  • 億り人のルール
  • 短期トレードの極意

見つけるたびに「これが正解か?」と思って読んでは、どこか違う気がしてまた別のものを探す。

情報が多すぎて、どれが正しいのか分からなくなる。

しかも、その時の自分は冷静じゃなかった。

感情がぐちゃぐちゃで、正しく判断する力すらなかった。

「信用取引はやめとけ」

「いや、慣れたら信用しか勝たん」

どっち?

いや、きっとどっちもその人にとっては正解なんだ。

🌱自分のやり方という答えに出会うまで

ある投資本の一文が、心に刺さった。

「投資に万人の正解はない。だからこそ、自分のやり方を見つけることが大切。」

目の前が少し晴れた気がした。

ああ、私はまだ自分のやり方を持っていなかったんだ。

今回の−40万円は、ただの損失じゃない。

「自分には合わない方法だった」と教えてくれた経験だった。

これは失敗じゃなく、選択肢をひとつ減らせたこと。

そこからようやく、私は「自分なりに学ぶ」というフェーズに入ったんだと思う。

初心者の頃、正解ばかり探して溺れていた。

でも今ならわかる。投資に万人の正解はない。

だからこそ、「自分のやり方」を見つけることが一番大事なんだって。

こんな風に気づけたのは、こんな本たちのおかげ👇

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