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18話裏ストーリー  「間違った」やり方が、実は正解だった日

5万円稼いだシリーズ裏話

「正しい方法」を探し続けた日々

noteを書き始めた当初、私はいつも「正解」を求めていた。

・バズっている投稿にはどんな共通点があるのか

・人気クリエイターの文体をどう真似すればいいか

・読まれるには役立つ情報じゃないといけないんじゃないか

そんなふうに、分析と模倣を繰り返す毎日だった。

でも、どれだけ頑張っても反応はイマイチ。

フォロワーは増えず、いいねもコメントもつかない。

夜中にスマホを置いて、ため息をついた。

「何をやっても、誰にも届かない…」

そんな気持ちが心の奥に沈んでいった。

深夜に書いた、ただのやらかし話

もうダメかもしれないと思ったある夜。

私は投げやりな気持ちで、とある出来事を綴った。

それは、会社で大きなミスをして、

上司に叱られて、落ち込んで…でもどこか笑えてしまった日のこと。

役に立つ情報なんて何もない。

見栄も張ってない。

ただの失敗談。

「こんなの誰も読まないよな…」

と思いながら、私は投稿ボタンを押した。

届いた意外な反応

翌朝、スマホの通知が鳴った。

開いてみると、そこにはこんなメッセージが──

・「めっちゃ分かります、私も同じでした」

・「こういう正直な話、大好きです」

・「読んでて安心しました」

思わず目を疑った。

有益な記事を書いたときには反応がなかったのに、

なんでこんな“ダメな話”に反響が…?

「正直な気持ち」が一番届く

私は気づいた。

・うまく書こうとしなくてもいい

・有益じゃなくてもいい

本音で綴った言葉は、それだけで誰かの心に届く。

うまくできなかった日、落ち込んだ日、

「こんな自分はダメだ」と思っていた部分こそが、

実は誰かを救うのかもしれない。

あえてかっこ悪い自分を書くという選択

あの日から私は、ちょっとだけ勇気を出してみた。

・やらかした話

・落ち込んだ話

・恥ずかしかった出来事

今までは隠していた「かっこ悪い自分」を、

文章にして届けることにした。

「誰かに笑われてもいい」

「でも、たった1人にでも響くなら」

私はもう一度、ノートを開いた。

終わりに

正しいやり方を追いかけていた私が見つけたのは、

「自分を偽らない」ことの大切さだった。

この記事が、もし誰かの心にふっと灯りをともすことができたなら、

私はそれだけで嬉しい。

今日もここまで読んでくれて、ありがとう。

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