雪見だいふくって、どんなイメージがありますか?
白くて、丸くて、もちもちしていて。
スーパーやコンビニで買って、家で食べる。
私の中では、ずっとそんなお菓子でした。
ところが最近、ちょっと面白いものを見つけました。
東京・中目黒に登場した、
「my雪見だいふく」です。

名前だけを見ると、
「雪見だいふくの専門店かな?」
くらいに思ったのですが、調べてみると全然違いました。
なんと、自分で組み合わせを選んで、自分だけの雪見だいふくを作れるお店。
その組み合わせは、なんと648通り。
……多すぎる(笑)
今回は、昔からある定番商品「雪見だいふく」を、ロッテがどうやって新しい体験へ変えたのかを見ていきます。
雪見だいふくを「買う」から「選んで作る」へ
普通の雪見だいふくなら、お店に並んでいる商品を選びます。
でも、my雪見だいふくでは少し違います。
まず、中のアイスを選ぶ。
そして、トッピングを選ぶ。
さらに、仕上げを選ぶ。
8種類のアイスと、18種類のトッピングや仕上げなどを組み合わせることで、全部で648通りになるそうです。
もうこれは、
「雪見だいふくを買う」
というより、
「今日の雪見だいふくを作る」
に近い。

しかも、注文してから一つずつ手で包んで仕上げてもらえる。
普段スーパーで買っている雪見だいふくと同じ名前でも、そこで得られる体験はかなり違います。
雪見だいふく2個で900円?最初は正直驚いた
価格は、2個1セットで900円から。
これを最初に見た時、正直こう思いました。
「雪見だいふく2個で900円!?」
スーパーなら、もっと安く買えます。
でも、よく考えると比べる相手が違うのかもしれません。
ここは、市販の雪見だいふくを安く買う場所ではありません。
- 自分で組み合わせを考える
- その場で作ってもらう
- 写真を撮る
- 友達や家族と「どれにする?」と迷う
- 自分で選んだ雪見だいふくを食べる
つまり、払っている900円は、
雪見だいふく2個だけの値段ではないのかもしれません。
選ぶ時間。
作ってもらう時間。
写真を撮る時間。
一緒に行った人と楽しむ時間。
そこまで含めて商品になっている。
そう考えると、900円という数字の見え方も少し変わってきます。
648通りという数字がSNSと相性良すぎる
そして、この仕組み。
ものすごくSNS向きだと思いました。
648通りもあれば、人によって出来上がる雪見だいふくが違います。
「私はこれにした」
「こんな組み合わせにしてみた」
と、誰かに見せたくなる。
色も違う。
トッピングも違う。
自然と写真を撮りたくなる。
そして、その写真をSNSに投稿する。
すると、それを見た別の人が、
「私もやってみたい」
となる。
昔はテレビCMを見て商品を知ることが多かった。
今は、誰かの「体験」そのものが広告になる時代なのかもしれません。
ロッテが作ったのは、単なる限定ショップではないのかもしれない。
お客さん自身が発信したくなる仕組みまで含めて設計されているように感じます。
定番商品ほど「変える」のが難しい
雪見だいふくは、昔から知っている人が多い定番商品です。
定番商品というのは強い。
長く愛されている。
名前を聞けば商品をイメージしてもらえる。
でも、その一方で難しいところもあります。
変えすぎれば、
「昔の方が良かった」
と言われるかもしれない。
かといって何も変えなければ、新しい世代との接点が減っていく可能性もあります。
そこで面白いと思ったのが、
商品そのものを大きく変えるのではなく、「楽しみ方」を変えたこと。
普段の雪見だいふくは、そのまま残す。
でも、中目黒では自分だけの雪見だいふくを作れる。
昔からのファンも楽しめる。
そして、SNSをよく使う世代にも新しく映る。
このバランスは、なかなか面白いと思いました。
ロッテは「お菓子を売る会社」から「体験を作る会社」へ?
最近、企業を調べていると、こういう動きが増えている気がします。
商品を売るだけではなく、
その商品を使った「体験」まで作る。
例えば、
- 工場見学
- 期間限定ショップ
- 自分で作る体験
- カスタマイズ体験
- 写真を撮りたくなる空間
商品そのものは昔からある。
でも、触れ方や楽しみ方を変えることで、もう一度新しく見える。
my雪見だいふくも、まさにその一つだと思いました。
完成された商品でも、新しい遊び方は作れる
私はこれまで、雪見だいふくって完成された商品だと思っていました。
白いおもちの中にアイス。
あの形で、もう出来上がっている。
だから、大きく変える余地なんてあまりないように見えます。
でも、今回のmy雪見だいふくを見て思いました。
完成された商品でも、新しい遊び方は作れる。
648通り。
2個900円から。
数字だけを見ると、少し驚きます。
でも、そこに人が集まり、
自分で選び、
写真を撮り、
SNSで広がっていく。
そう考えると、売っているものはもう雪見だいふくだけではありません。
「自分だけの雪見だいふくを作った」という思い出。
それ自体が、新しい商品の一部なのかもしれません。
まとめ|昔からある商品を、今の時代に合わせてもう一度新しくする
昔からあるお菓子を、今の時代に合わせてもう一度新しく見せる。
ロッテ、なかなか面白いことをやる。
商品を変えなくても、
売り方を変える。
体験を変える。
お客さんとの接点を変える。
それだけで、昔からある商品がまた新しく見えることがあります。
そして私も、
648通りの中からどれを選ぶか。
ちょっとやってみたくなりました。
ただし。
優柔不断な私は、
雪見だいふくを食べる時間より、注文を決める時間の方が長くなりそうです(笑)
「my雪見だいふく」は9月23日まで開催されているようなので、気になっている方はお早めに。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも街で見かけた企業や商品から、
「この会社、なんでこんなことを始めたんだろう?」
を、ゆるく調べていきたいと思います。
また気になる企業を見つけたら、コーヒーでも飲みながら覗いてみてください☕



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