【コーヒー飲んでたら投資家になってた件 12話】

コーヒーを飲んでたら投資家になった件シリーズ

街を歩くだけで、投資のヒントがあふれ出す日々へ

目次

日常の風景がヒントだらけに変わった

投資を始めてから、街を歩いているだけで気づきが増えた。

それまでは、ただ買い物して、通り過ぎていただけの景色。

でも今は、「なぜ混んでいるのか」「なぜ行列ができているのか」、つい理由を考えるようになった。

  • このラーメン屋、他と何が違うんだろう?
  • このスポーツショップ、平日昼間でも人が多いのはなぜ?
  • このチラシ、どこをターゲットにしてる?

そんな些細な観察から、スマホで企業名を検索して、IR資料を読み漁る。

まさか自分がそんな行動をとる日が来るなんて、想像もしてなかった。

分析より先に気づく力が育った

投資といえば、ROEやPERなどの数字を駆使するものだと思っていた。

けれど、最初に育ったのは、「あれ?」と立ち止まれる感覚だった。

たとえば、

・子どもたちがこぞって持っている水筒がある

・高齢者が集まっているコインランドリー

・会社員が持っているPCケースがやたらと同じ

「なぜだろう?」という直感。

そこから企業名を調べていくと、意外と投資妙味のある企業だったりする。

数字で分析する前に、生活の中の違和感や人気の兆しを察知する力。

それは、SNSやYouTubeでは得られない「リアルな一次情報」だった。

見る目が変わると世界が変わる

投資を始めてから、世界の見え方が本当に変わった。

スーパーでも、ショッピングモールでも、居酒屋でも。

「ここって、どこが運営してるんだろう?」

「この商品、上場企業のものか?」

「業績は伸びてる?」

そう考えるようになると、街全体が「企業のショーケース」に見えてくる。

誰かのレビューより、自分の目で感じた情報が、一番信頼できる材料になる。

素人投資家にとって最大の武器

私はまだまだ初心者だし、分析も完璧じゃない。

でも、ひとつだけ胸を張って言えるのは、「自分で気づいた企業を好きになる力」が育ったこと。

人に勧められて買った株より、

街で見つけた企業の株の方が、なぜか長く持てる。

愛着もわくし、業績もつい追いかけたくなる。

投資って、

「好き」が「見る目」になって、「チャンス」に育っていく世界なんだと思った。

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