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「推し銘柄」って言いたいだけ、でも?
「この会社、ほんと推しなんだよね」
最初にそう言ったとき、友達に笑われた。
でも私は本気だった。
小さな企業の株を買っただけなのに、なんだか嬉しくて、
つい、誰かに話したくなった。
名前を聞くたびにテンションが上がって、街でその商品を見かけた日は、ちょっと元気になれた。

毎日株価をチェックする推し活
その企業は、地方に本社があってテレビCMも打たないような会社だった。
だけど、HPを見て、社長のインタビューを読んで、
「この人たち、いい仕事してるなあ」と思った。
気づけば毎日株価をチェックしていて、決算発表日が近づくとそわそわする。
これはもう、推し活だなと、自分でも思った。
誰かに語りたくなる不思議な感情
推しの話って、つい語りたくなる。
「ねえねえ、この会社知ってる?実は〇〇っていう製品を作ってて…」
投資って、もっと静かで、淡々とやるものだと思ってた。
でも、感情が入ると全然違う。
その企業のストーリーが、自分の中にどんどん溜まっていく。
人に伝えたくなるほど好きな会社があるって、ちょっと幸せなことかもしれない。

それ、理屈じゃなくて好きなんだ
もちろん、投資は自己責任だし、数字の裏付けも大事。
でも、最初の入り口が「好き」でも、私はいいと思う。
感情で始まった投資でも、知識が追いついてきたとき、
その会社を「信じられる理由」ができる。
上がっても下がっても、愛着が残る。
損しても、「好きだったからいいや」って思えるときもある。
それって、すごく健全な投資との向き合い方だと思う。
今日のまとめ
- 推し銘柄があると、株を調べるのが楽しくなる
 - 最初はなんか好きでOK。あとから理解が追いつく
 - 語りたくなる企業こそ、投資の楽しさを教えてくれる
 



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