10倍株より10倍ワクワクする投資がしたいと思った日
利確した翌日に訪れた空白の時間
利益確定をした翌日。心の中に、ぽつんと穴のようなものが空いていた。
達成感なのか、物足りなさなのか。自分でもよく分からない空白。
いつものコメダに座り、大きめのアイスコーヒーを頼む。氷がカランと鳴る音だけが、昨日の出来事を静かに思い出させてくれた。

数字ばかり追っていた頃の話
利確するまではずっと数字と向き合っていた。
- 上がった
- 下がった
- 損切りライン
- 目標株価
数字は便利だ。味方にもなるし、敵にもなる。
しかし、ふと気づいた。
「私、ずっと株価だけ追ってたんだな…」
コーヒー店で気づいた企業の息づかい
店内アナウンスが聞こえた。「ただいま新しい豆を使用しております」。
コーヒー豆を補充する店員さんの姿が、妙に胸に刺さった。
毎日のオペレーション。接客。補充。笑顔。メンテナンス。
それら全部が、企業の価値そのものだ。
数字の裏側には必ず人の動きがある。投資の本質がほんの少し見えた気がした。10倍株より「10倍ワクワク」を選びたい理由
Xを見ると「10倍株」「爆上げ予想」などの言葉が並ぶ。
だが、この日は違った。
「この企業、なんか好きだな」
その一言でスクロールする指が止まった。
10倍株を追うより、10倍ワクワクする企業を持つほうが楽しい。

投資をする理由が、少しだけ変わった瞬間だった。
【深掘り】数字では見えない良い企業の条件
途中下車して気づいた良い店の特徴はこれだった。
- 回転率…滞留せず、自然に次が入る
- 売れ筋の明確さ…迷わないラインナップ
- オペレーションのシンプルさ…新人でも回る設計=利益率に直結
- 競合との差が体感できる…数字ではなく空気で分かる差
- 店員の動き…教育の質が見えるポイント
これらはすべて、未来の売上を予測できる現場データ。
市場分析よりも、時に現場分析が早い理由がここにある。
自分自身の成長こそ最大のリターン
コーヒーの最後の一口を飲んだとき、静かに理解した。
10倍株は「結果」
10倍ワクワクは「プロセス」
プロセスを楽しめる人は強い。長く投資を続けられる。
そして何より、
成長していたのは、チャートではなく 自分自身。
今日のまとめ
- 利確後に訪れる空白は成長の予兆
- 数字だけに固執すると投資は苦しくなる
- 街に答えが落ちていることがある
- 10倍株より10倍ワクワクを選ぶと人生が豊か
- 最大のリターンは自分の成長
次回予告
【第23話】推し企業と出会った日。
数字では説明できない好きが投資を動かし始める。
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