【街で見かけたシリーズ 28話】セブンイレブン 紅茶マシーンのポテンシャル

街で見かけた企業シリーズ 深掘り

目次

セブンの紅茶マシン、街で見かけた!

日曜日の午後、ふと立ち寄ったセブンイレブンで、いつも通りコーヒーでも飲もうとしたところ、見慣れないマシンが目に入った。

赤いパネルに「SEVEN CAFÉ TEA」の文字。よく見ると、なんと紅茶が3種類から選べるようになっていた。コーヒー文化を築いてきたセブンが、ついに紅茶市場にも本格参入か?と興奮したのを覚えている。

紅茶マシンの特徴と選べる3種類の茶葉

セブンカフェ紅茶マシンでは、以下の3種類の茶葉から選ぶことができる。

  • アールグレイ:柑橘系の香りで爽やか、華やかな風味。
  • アッサム:コクがあり、甘みが強め。ミルクとも相性抜群。
  • ダージリン:フルーティーで渋み控えめ、上品な味わい。

ボタンを押すと抽出が始まり、しっかりと茶葉の香りが立ち上がる。価格はコーヒーと同等か少し安め。コーヒーに飽きた日や、リラックスしたい時にぴったりだ。

コーヒー文化の次は紅茶? 他社との違いもチェック

セブンは以前から「セブンカフェ」で挽きたてコーヒーを普及させ、現在では多くの人の生活に根付いている。これと同じ戦略が、今度は紅茶でも始まろうとしているのかもしれない。

一方、ライバルとなるローソンやファミリーマートでは、現時点(2025年10月)で本格的な紅茶抽出マシンの導入は確認されていない。一部店舗ではティーバッグで提供される紅茶があるが、茶葉から抽出するスタイルはセブンが先行している。

これは「手軽に高品質なお茶が飲める」新しい習慣をつくる大きな一歩になる可能性がある。

セブン&アイの売上と、紅茶戦略の可能性

セブンイレブンを展開するセブン&アイ・ホールディングス(HD)の最新の決算(2025年2月期第2四半期)では、国内コンビニ事業の営業利益が前年同期比で増加傾向にある。

– 2025年2月期第2四半期(2024年9月発表)では、国内コンビニ事業の営業利益は1,900億円超
– セブンイレブン単体では、平均日販(1店舗あたり)65万円を突破
– セブンカフェ(飲料)カテゴリは、約1,300億円規模の主力商品

この中で、紅茶マシンの導入は「売上の新しい柱」として期待されている可能性が高い。特に女性や若年層に向けて、カフェ気分で選べる飲料として差別化できれば、リピーター獲得にもつながるだろう。

まとめ:紅茶マシンは新たな日常になるか

セブンの紅茶マシンは、ただの新商品ではなく、「紅茶文化を身近にする」大きな第一歩かもしれない。コーヒーに次ぐ定番として、これから他のコンビニも追随する可能性は十分にある。

「今日はちょっと紅茶の気分」

そんな日が増えると、またひとつ、日常が豊かになるかも。

あなたの街のセブンにも、紅茶マシンはありましたか?
見つけたらぜひ、試してみてください。

💡 他の「街で見かけたシリーズ」も読む

→ 街で見かけたシリーズの記事一覧はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました