【街で見かけたシリーズ 36話 深掘り】

街で見かけた企業シリーズ 深掘り

見通しの悪い交差点って、あるよね。
左右から何が来るか分からなくて、歩行者も自転車も車も、一瞬だけ「えいっ」と覚悟して侵入する場所。

うちの近所にも、前からちょっと怖い交差点があった。
事故が起きてもおかしくないのに、なぜか日常に埋もれて放置されているタイプの交差点。

ところが最近、気づいたら景色が変わっていた。
電柱の上にカメラ。


そして道路脇に縦長の電光掲示板。

最初は「監視カメラ増えた?」くらいのテンションだったんだけど、これが全然ちがった。



いつの間にか増えていた賢い装置

ある日、交差点の手前でふと見上げたら、電柱の上に複数のカメラがついていた。
さらに少し離れた位置に、縦長の電光掲示板。

面白いのは、この掲示板がただの「注意しろ」じゃないところ。
交差点に近づくと、表示が変わる。
いま何が近づいているかを教えてくれる。

交差点の10m手前で、未来が見える

だいたい交差点の10mくらい手前。
そのタイミングで電光掲示板が点灯して、こういう情報が出る。

・右から車
・左から自転車
・歩行者接近

つまり「侵入してから気づく」んじゃなく、
「侵入する前に分かる」ようにしてくれている。

この差、でかい。
人って、事前に分かった瞬間だけは冷静になれるから。

事故が減るのは「罰」じゃなく「情報」

これ、個人的に好きなのが、怒ってこないところなんだよね。

速度違反みたいに取り締まるでもない。
警告音でビビらせるでもない。
ただ、先に情報を出すだけ。

でも、それだけで自然にブレーキを踏む。
「気をつけよう」と思う。

事故って結局、
急いでた/見えなかった/まさか来ると思わなかった、みたいなズレから起きる。
この仕組みは、そのズレを侵入前に戻してくれる。

これ、たぶん実証実験。だから投資の匂いがする

正直、まだ設置されている場所は多くない。
「街じゅうで見かける」ほど普及していない。

だからこそ、たぶん今は実証実験の段階。
自治体と組んで、効果検証して、データを集めているフェーズなんじゃないかなと思う。

そしてここが投資目線のポイントで、
実証で効果が出れば、横展開は一気に進む可能性がある。

見通しの悪い交差点は全国にある。
高齢化も進む。
事故を減らす施策は、行政のニーズが強い。

つまり「必要とされる市場」が最初から存在している。

どんな企業が関わりそう?探し方と候補ジャンル

ここは断定できないけど、関わりそうな企業のジャンルは見える。

(A)交通インフラ・信号機・道路設備系
信号機や道路設備を扱う企業は、こういう仕組みを現場に載せる力がある。
既に自治体との取引も多い。

(B)監視カメラ・映像解析(AI)系
人/車/自転車/バイクを識別するなら、映像解析が核。
ここはAIの強みが直撃する領域。

(C)電光掲示板・表示機器・サイネージ系
外で見える明るさ、耐候性、視認性。
掲示板って地味に技術の塊。

(D)通信・クラウド・データ連携系
複数のカメラ情報を統合して表示するなら、通信・クラウド連携が絡む可能性もある。

探すときは、
「スマート交差点」「交差点 安全 AI」「車両検知 電光掲示板」「自治体 実証実験」みたいなワードで、
自治体の実証案件やプレスリリースから辿るのが早い。

企業名が分からなくても、
どのジャンルが伸びそうかは街から拾える。
これが、街シリーズの面白さだと思ってる。

まとめ:街が賢くなると、暮らしが軽くなる

  • 見通しの悪い交差点に、AIカメラ+電光掲示板が設置されていた
  • 侵入前に「何がどっちから来てるか」が分かるだけで人は慎重になる
  • 取り締まりじゃなく情報で事故を減らすアプローチが良い
  • 実証→横展開が進めば、関わる企業も伸びる可能性がある

あなたの街にも、こういう仕組みある?
「気づいたら便利になってたやつ」、もしあったらぜひ教えて。
街って、ほんとにヒントだらけだ。

💡 他の「街で見かけたシリーズ」も読む

→ 街で見かけたシリーズの記事一覧はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました