
毎回、noteで「ストレスで潰されかけた私」シリーズを書くときは、少し自分を削っているような感覚になる。
今回の第17話──「笑える日が、また来るなんて思ってなかった。」も、そのひとつ。
泣いてばかりいたあの頃から、ほんの少しだけ光が差してきたあの日のことを思い出しながら書いた。
■「笑う」って、心が元気な証拠だったんだ
ストレスが限界だったとき、正直「笑う余裕」なんてまったくなかった。
テレビのお笑いも、SNSの面白投稿も、全部他人ごとに見えた。
でもある日。
コンビニで買ったコーヒーを飲みながら、ふと気が抜けた瞬間、口元が緩んだ。
「あれ? いま、私…笑った?」
ほんの数秒の出来事だったけど、そのときの感覚が今でも残ってる。
それは、「あ、私まだ生きてる」って感じた瞬間でもあった。
■「変わった」んじゃなくて、「戻ってきた」
よく「変わったね」って言われるけど、私は違うと思ってる。
むしろ、ストレスで潰れかけていたときの方が自分じゃなかった。
今回のnoteにも書いたけど、
「笑える日が戻ってきたとき、やっと自分を許せた気がした」っていうのは、まさに本音。
元の自分に戻るには、時間も環境も必要だった。
だからこそ、今つらいと思っている人に伝えたい。
「変わらなくていい。ただ、あなたが戻ってこられる場所をつくってあげてほしい」って。

■読者の言葉が、今の私を支えてくれる
このシリーズを読んで、感想を送ってくれる人がいる。
「泣けました」
「まさに私のことみたい」
「私も、また笑いたいと思えました」
そういう言葉が、私にとっての“光”になってる。
書くことは、心のリハビリだった。
でも今は、それが誰かに届いて、また“誰かの希望”になってると思うと、本当に書いてよかったと思える。
最後に:今、つらい人へ
もし、今まさにストレスで押しつぶされそうな人がいたら、無理に笑おうとしなくていい。
でも、「また笑える日が来る」ってことだけ、どこかに覚えておいてくれたら嬉しい。
その日が来たとき、自分を少しだけ、許してあげられるはずだから。
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