🌀過去を思い出すのが怖かった
「あの頃」を振り返るのが、ずっと怖かった。
笑えなかった自分。人と会うのが怖かった自分。
毎日いなければよかったのにって思ってた、あの頃の私。
いつかこの気持ちに向き合わなきゃいけないとは思ってたけど、
過去に戻ったら、また苦しくなる気がして、ずっと避けてた。
でも、心の奥では、ずっとその時の私が泣いてた。
「置いていかないで」「あのときの私は必死だったんだよ」って。

🌱変わり始めたのは、あの瞬間から
変化のきっかけは、22話で描いたありがとうを受け取れた日。
あの日、「あの頃の私を、誰かが見てくれてたんだ」って初めて思えた。
あんなに自分を責めてばかりいた私が、「あれでよかったんだ」って
少しずつ思えるようになってきた。
過去の私を否定するんじゃなくて、
「頑張ってたよね」って、声をかけてあげたくなった。
☀️優しさって、こんな感覚だったんだ
優しさって、誰かからもらうものだと思ってた。
でも、気づいたんだ。
一番優しくしてあげるべきは、他でもない自分自身だったんだって。
どれだけ心が荒れていても、
どれだけ否定したくなるような自分でも、
ちゃんとそこに生きていた。
そのことに気づいたとき、
私はようやく過去と今がつながった気がした。

🕊今の自分なら、あの頃の自分を抱きしめられる
今の自分なら、あの頃の自分を抱きしめられる
今なら言える。
「よく生きてたね」って。
「大丈夫、あれはあれで必要な時間だったんだよ」って。
泣いてばかりいた日々も、
声が出ない朝も、
全部があったから、今の私がいる。
あの日の私を思い出せるようになったことは、
私にとって小さな奇跡だった。
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