街で見かけた気になる企業 48話深掘り

街で見かけた企業シリーズ 深掘り

受付がいないのに、ちゃんと回ってる。その違和感が気になった

最近、街を歩いていて思うことがある。

「人がいないのに、ちゃんと回ってる場所が増えたな」ということだ。

ジム、スタジオ、スクール。
昔なら受付に人がいて、名前を書いて、月謝を払って、何かあれば電話していた場所が、今はスマホひとつで予約も入館も決済も終わる。

最初はただ「便利になったな」で終わっていた。
でも投資を始めてからは、こういう変化の裏側が気になるようになった。

便利って、勝手に生まれてくるものじゃない。
その裏には、ちゃんと仕組みを作っている会社がいる。

今回気になったのが、会員制施設向けの予約・決済・会員管理システムを手がける hacomono(ハコモノ) だ。

hacomonoは、目立たないのに「無いと困る」を作っている

hacomonoは、フィットネスクラブやスクールなどの運営に必要な機能をまとめて扱えるサービスだ。

入会、予約、決済、会員管理、入退館。
言葉にすると地味だけど、現場ではどれも絶対に必要なものばかりだ。

 

こういう会社の何が強いかというと、派手なサービスではなくても、気づいた時には生活の中にかなり入り込んでいることだと思う。

利用者は「便利になった」と感じる。
運営側は「前より回しやすい」と感じる。
その両方を取れる仕組みって、実はかなり強い。

しかもhacomonoはまだ上場していない。
それでも、こういう裏側のインフラを押さえている会社は、あとから存在感が大きくなることがある。

未上場でも、すでに街の中でかなり広がっている

調べてみると、hacomonoは2019年3月のサービス開始以来、導入を広げてきた。
2025年1月にはシリーズDで46億円を調達し、累計調達額は120億円。
さらに2025年10月には導入実績が1万店舗を突破している。

こういう数字を見ると、ただの「便利なツール」ではなく、業界の標準に近づいている感じがする。

個人的に面白いのは、こういう変化って街を歩いていると意外と先に気づけることだ。
看板より先に、受付の消え方とか、支払いの流れとか、入口のスマートさに出る。

街の変化って、目立つものより裏側の当たり前に出る。
投資を始めてから、その感覚が少しずつ強くなった。

導入事例を見ると、上場企業にも広がっている

hacomonoの導入事例ページを見ると、RIZAPグループやセントラルスポーツなど、知名度のある企業名も並んでいる。
「街でよく見る施設の裏側に、この仕組みが入っているんだ」と思うと、一気に現実味が出る。

企業名 見えやすい接点 気になるポイント
RIZAPグループ 会員制・予約制サービス ブランド力のある施設でもDX需要が強い
セントラルスポーツ 総合型スポーツクラブ・スクール 大手でも受付・会員管理の効率化が重要
日本テレビ系 WELL HACK GYM 新しい直営フィットネス施設 新設施設での標準装備になりつつある

こういうのを見ると、hacomonoは「一部の新しいジムだけの話」ではなく、もっと広い流れの中にいることが分かる。

街を見ていると、上場前の強い会社の気配が落ちている

もちろん、未上場だから今すぐ株を買えるわけではない。
でも、こういう会社を先に知っておくことには意味があると思っている。

なぜなら、街の中で繰り返し見かける便利の裏には、あとから大きくなる会社が潜んでいることがあるからだ。

月謝袋が消えて、受付が減って、スマホひとつで通える場所が増えた。
そういう変化を「なんとなく便利」で流すのではなく、「誰がこの仕組みを作っているんだろう」と見るようになると、街の見え方はかなり変わる。

今回のhacomonoも、まさにそうだった。

目立たない。
でも、確実に広がっている。
そして、無いと困る側に回り始めている。

やっぱり街は、歩いているだけでもヒントを落としてくる。
そういうのを拾えるようになると、日常はちょっと面白くなる。

今日もまた、街は宝箱だった。

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