sans-serif;}

【街で見かけたシリーズ】18話 パーク24(タイムズ)の第二の稼ぎが魅力な3つの理由

街で見かけた企業シリーズ 深掘り

「タイムズでお馴染みのパーク24」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは駐車場事業でしょう。ですが最近、「タイムズカーで使われていた車を中古車として販売している」という話題が注目されています。

この記事では、そんな知られざる事業の柱に触れつつ、2025年4月期の最新データや投資家が気になる指標・評価・今後の成長性について深掘りします。

中古車販売が成長の柱に?

パーク24は駐車場事業(タイムズパーキング)に加えて、カーシェア事業「タイムズカー」も拡大中。

ここで注目なのが、カーシェアで使われた車両を“中古車”として販売していること。

走行距離が明確でメンテナンス記録もあり、信頼性が高い。個人ユーザーだけでなく法人の需要も増えており、じわじわと収益源になっています。

また、カーシェアの利便性向上に伴って新車調達数も増え続けており、「使い終わった車を売る」=サイクル収益構造が整ってきました。

最新業績から見るパーク24の強み

2025年4月期の決算を見てみると:

  • 売上高:4,060億円(前年+9.5%)
  • 純利益:180億円
  • ROE(自己資本利益率):21.01%

と、安定成長中。特にROEは20%超えで、経営効率は高水準。

財務的にも問題はなく、国内市場の駐車需要・モビリティニーズを背景に、事業は盤石といえます!

timestampe=1756554436

株価は“割高”?それとも“期待先行”?

気になるのは以下のバリュエーション指標です:

  • PER:19.25倍(業界平均より高め)
  • PBR:4.04倍(ブランド評価と資本効率で高水準)

数値だけを見れば「やや割高」と言えそうですが、駐車場×カーシェア×中古車という多層的な収益モデルと、ブランド力の強さを考慮すると、「将来の収益期待を織り込んでいる」とも解釈できます。

Screenshot
Screenshot

まとめ:パーク24は“静かに強い”企業

駐車場ビジネスというニッチなイメージを覆し、モビリティの変化に柔軟に対応してきたパーク24。

中古車ビジネスや海外展開も視野に入れれば、さらなる成長余地も。

短期的には割高感がありますが、中長期で見ると着実に進化する“実力派銘柄です。

 他の「街で見かけたシリーズ」も読む

→ 街で見かけたシリーズの記事一覧はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました