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【新シリーズ裏話】 14話 「たったひとつの共感が、私を前に進ませた」

ストレスで潰されそうになったシリーズ 裏話

あの日の午後、公園のベンチでひと息ついていた自分にとって、

コンビニで買ったチョコマフィンは、ただの甘いおやつじゃなかった。

会社を辞めてしばらく経つのに、胸の奥にはいつまでも重たいものが残っていた。

「もう解放されたはずなのに、まだ何かに縛られてる気がする」

そんなモヤモヤを抱えながら、日々の投稿に言葉を込めていた。

表ではポジティブに見える投稿も、裏では何度も書いては消して。

「この言葉、ちゃんと届くかな…?」と、自分で自分に問い続けていた。

そんなとき、ある夜のSNS通知。

いつも静かに読んでくれているフォロワーさんから、たった一言だけコメントが届いた。

「最近の投稿、すごく好きです」

たったそれだけ。

でも、どうしてだろう。読んだ瞬間、胸の奥の何かが「ふっ」とほどけた。

「最近のってことは、継続して見てくれてるんだ」

「好きって、内容だけじゃなく、自分のことも少し受け止めてくれてるのかも」

そんな風に思ったら、じわっと目の奥が熱くなった。

たくさんの「いいね」よりも、この一言が嬉しかった。

投稿を通して「自分を知ってもらう」ことは、思ったよりずっと勇気がいる。

でも、自分の言葉が誰かの心に少しでも残ってくれてたなら、

それはきっと「繋がっている証」なんだと思う。

次の日、私はまたnoteを開いていた。

何を書けばいいか分からなくても、とにかく向き合ってみようと思えた

誰かの一言に、今日も私は救われている。

そして、私の一言が、いつか誰かを救える日が来ることを信じている。

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