fuji散歩、始めます。
これからブログの新しいカテゴリーとして、「fuji散歩」を作っていこうと思う。
ただ歩くだけじゃなくて、歩いた先で見つけた景色や空気、人の気配、食べたもの、最後にちゃんと整うところまで含めて、ひとつの小さな旅みたいに残していくシリーズ。
その初回にちょうどいいくらい、今回のコースはかなり良かった。
横浜駅を出て、活気のある商店街を抜けて、レトロな相鉄線沿いを歩いて、最後は横浜の秘境みたいな渓谷へ。さらに、歩き終わったあとにはラーメンと温泉まで待っていた。
正直、かなり完成度の高い散歩コースだったと思う。
今回のfuji散歩コース
今回歩いたコースはこちら。
横浜駅ビブレ側 → 洪福寺松原商店街 → 相鉄線沿い → 陣ヶ下渓谷公園 → ラーメン屋 → 満天の湯 → 上星川駅
横浜駅から洪福寺松原商店街まではだいたい20〜30分くらい。そこから相鉄線沿いを歩いて、陣ヶ下渓谷公園に着くまでが合計で1時間30分くらい。渓谷から上星川駅までは20分弱だった。
全部合わせると距離はおよそ12kmほど。
ちゃんと歩いた感はあるけれど、途中で商店街があったり、川沿いの景色があったり、渓谷で空気がガラッと変わったりするので、思ったより飽きずに歩けるコースだった。
洪福寺松原商店街は、歩き始めから気分が上がる
まず良かったのが、洪福寺松原商店街。

こういう昔ながらの活気がある商店街って、歩いているだけで元気をもらえる。八百屋さんも魚屋さんも安くて、しかもちゃんと人が集まっていて、ただ安いだけじゃなく、街の生活がちゃんと息づいている感じがした。

魚幸水産さん。美味しそうな魚が一杯✨
野菜の色、店先に並ぶ魚、行き交う人たちの声。そういうものが全部混ざって、すごくいい空気になっていた。

八百屋さんは4軒ぐらいあった。


珍しいカツオの藁焼き専門店😋



観光地のきれいな商店街とはまた違って、ここにはちゃんと日常の熱がある。それがすごく良かった。
fuji散歩って、景色の綺麗さだけじゃなくて、こういう人の温度も大事だなと思う。今回のコースは、いきなりそこが良かった。
ここはぜひ、八百屋や魚屋の写真を入れたいところ。活気の感じが伝わるだけで、記事の空気が一気に出ると思う。
相鉄線沿いは、レトロな景色を楽しみながら歩ける
商店街を抜けたあとは、相鉄線沿いをてくてく歩く。
この道がまた良かった。少しレトロな雰囲気が残っていて、線路沿いを歩きながら桜や電車を眺められる。歩いているだけなのに、どこか懐かしい気持ちになる景色が続いていた。
古びた柵や線路脇の風景って、なんであんなに写真を撮りたくなるんだろう。何も特別じゃないはずなのに、足を止めたくなる景色がいくつもあった。

しかも、この道はただの移動じゃなくて、ちゃんと散歩してる感じがある。商店街の賑やかさを抜けて、少しずつ景色がやわらかくなっていく流れも良かった。
横浜の街を歩いているはずなのに、都会だけじゃない横浜の顔が見えてくる。そういう時間だった。
川沿いの道は、鯉や鴨もいてかなり良い
今回のコースは、歩きやすさもかなり良かった。
特に川沿いを歩けるのがいい。水辺の近くって、それだけでちょっと気持ちが軽くなるし、途中で鯉や鴨が見られるのも嬉しい。

ただの川だと思ってのぞいたら、やたら立派な鯉がいた時はちょっと笑った。ああいう散歩中の小さい発見って、あとから意外と記憶に残る。
商店街も通り道沿いだし、川沿いの景色もあるし、変化がちゃんとあるコースなので、歩いていて単調にならないのも大きいと思う。
ただひたすら距離を稼ぐウォーキングではなく、景色を楽しみながら自然と前に進める感じ。散歩コースとしてかなり優秀だった。
陣ヶ下渓谷公園は、本当に横浜の秘境だった
そして今回のメインが、陣ヶ下渓谷公園。

横浜駅から歩いて1時間30分くらい。そこに着いた瞬間、空気が変わる。
本当に車の音がほとんど聞こえない。聞こえてくるのは、水の流れる音と、木々が揺れる音だけ。さっきまで街の中を歩いていたはずなのに、急に別の時間に入ったみたいな感覚になる。
雰囲気としては、まさにトトロの森みたいな感じ。深くて、少し湿り気があって、でも重たすぎなくて、ちゃんと人を受け入れてくれる森の空気がある。


ただ景色を見ているというより、自分が自然の中に取り込まれていく感じに近い。あの没入感はかなり良かった。
水場も本当に良い。流れる水を見ているだけで癒されるし、雨上がりだったこともあって、湿った土と木の香りが混ざった空気がものすごく気持ちよかった。


自然って、目で見るだけじゃなくて、匂いとか湿度とか音まで含めて身体に入ってくるんだなと改めて思った。今回いちばん整ったのは、たぶんこの渓谷の時間だったと思う。
歩きやすいけれど、渓谷エリアは少し注意も必要
全体としてはかなり歩きやすいコースだったけれど、ひとつだけ注意点を挙げるなら、渓谷エリアは少し滑りやすい場所があること。
山道というほど大変ではないけれど、ぬかるんでいるところや、足元が少し不安定なところはある。特に雨のあとや湿気の多い日は、気を抜くと滑りそうな場所もあるので、そこは注意した方がいい。
スニーカーでも歩けるとは思うけれど、できれば滑りにくい靴の方が安心。景色に見とれて足元をおろそかにしないのが大事だと思う。
でも逆に言うと、その少し自然が残っている感じが、陣ヶ下渓谷公園の魅力でもある。整備されすぎていないからこそ、秘境感がちゃんとある。
歩き終わったあとに、ゆず塩ラーメンが沁みる
自然をたっぷり吸収して、渓谷を出て上星川駅の方へ向かう。
そこで見つけたのが、ゆず塩ラーメンの美味しそうなお店。歩いたあとって、なんであんなにラーメンが魅力的に見えるんだろう。

横濱中華そば 上星商店さん!
しかもこのラーメン、麺が3タイプから選べる。こういうちょっとした選べる楽しさもいいし、実際に食べてみるとゆずの皮が入っていて、香りがすごく良かった。
塩ベースのさっぱりした味わいの中に、ちゃんと満足感がある。歩いたあとにはまさにぴったりのラーメンだったと思う。

ガツンと重い一杯じゃなくて、動いた身体にすっと入ってくる感じ。こういう一杯は、散歩の満足度を一段上げてくれる。
満天の湯で、この散歩コースは完全に勝ちになる
そして上星川駅のすぐ隣には、満天の湯がある。

もうこれは、かなり強い。歩いて、自然に癒されて、ラーメンを食べたあとに温泉まである。コースとして完成しすぎている。
満天の湯は、ものすごく巨大というわけではないけれど、整うには十分すぎる温泉だった。駅のすぐ隣にあって、駐車場も完備されているのも便利だと思う。
お湯は少しぬるめで、熱すぎないのが逆にいい。長風呂したい人にはかなり向いていると思う。じっくり浸かって、今日歩いた疲れをゆっくりほどいていくにはちょうどいい温度だった。
サウナもあるので、しっかり整えたい人にも満足度は高いはず。

正直、渓谷だけでもかなり満足感はあったけれど、この満天の湯までセットになることで、今回のfuji散歩は一気にまたやりたいコースになった。
このコースは、横浜でちゃんと整いたい日にかなりおすすめ
今回のコースをまとめると、かなりバランスがいい。
洪福寺松原商店街で人の熱を感じて、相鉄線沿いで少し懐かしい景色を楽しんで、陣ヶ下渓谷公園で自然に没入して、最後はラーメンと温泉でしっかり締める。
歩く距離はそれなりにあるけれど、そのぶんただ疲れるだけじゃなく、ちゃんと満たされる。
横浜って都会のイメージが強いけれど、こうして歩いてみると、活気のある商店街も、線路沿いのレトロな景色も、秘境みたいな渓谷も、ちゃんと全部ある。
しかも最後にラーメンと温泉まである。
それはもう、かなり良い休日になる。
もし「最近ちょっと疲れてるな」と思っている人がいたら、このコースはかなりおすすめ。歩くことで頭の中が整理されるし、渓谷ではしっかり自然に包まれるし、最後はちゃんとご褒美まで待っている。
fuji散歩の初回としても、かなり良い一日だった。
たぶんまたそのうち、こういうちゃんと整う散歩をしに行くと思う。




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