fuji散歩 都電荒川線を親子で全駅歩いてみた。早稲田から三ノ輪橋まで30駅、たぶん一生忘れない散歩

fuji散歩

「都電荒川線を、電車に乗らずに全部歩いたらどうなるんだろう」

そんな思いつきから始まった今回のfuji散歩。

本当は、ひとりで歩くつもりだった。
でも気づけば、その日は息子とふたりで歩く1日になっていた。

休日、特に大きな予定もなくて、
「都電沿いでも歩いてみようかな」
そんな軽いノリで決まった散歩だったけど、終わってみればかなり濃かった。

レトロな車両、昔ながらの商店街、うまい和菓子、焼き魚定食、遊園地、昭和感の残る街並み、そして最後は都電カフェ。

ただ線路沿いを歩いただけなのに、
思っていた以上に「街の空気」がちゃんと残る散歩になった。

今回は、早稲田駅から三ノ輪橋駅まで、都電荒川線沿いを親子で歩いたfuji散歩をまとめてみる。

今回のfuji散歩ルート

ルート:
早稲田駅 → 大塚駅周辺 → おにぎりボンゴ付近 →  飛鳥山公園周辺→あらかわ遊園周辺  → 三ノ輪橋駅 → 都電カフェ

ざっくり情報:

・歩いた区間:都電荒川線沿い(早稲田〜三ノ輪橋)
・駅数:30駅分
・所要時間:寄り道込みでかなりしっかり1日コース
・おすすめ度:★★★★★
・親子散歩適性:★★★★★
・写真好きとの相性:★★★★★

「全部歩く」と聞くとハードに見えるけど、実際は途中で食べたり休んだり寄り道したりしながら進めるので、
街歩き+都電沿線探検みたいな感覚で楽しめるコースだった。

きっかけは、息子のデジカメだった

この日、息子はやたらとカメラをいじっていた。

最近、写真にハマっているらしく、バイト代でデジカメを買ったばかり。

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正直最初は、
「スマホでも撮れるのに、わざわざ買う意味あるのかな」
なんて思っていた。

でも、都電のレトロな車体を前にして夢中でシャッターを切っている姿を見ていたら、
「ああ、こういう時間っていいな」
と思った。

しかもスマホとはまた違う、少し味のある写真が撮れる。

こういう街歩きって、重たい一眼よりも、
ポケットに入るくらいの軽いコンデジの方がちょうどいいんだなとも感じた。

「都電沿いって、レトロな景色多そうじゃん」

そう言ったら、息子の目がちょっとだけ輝いた。
そして気づけば、ふたりで早稲田駅に立っていた。

スタート直後から、もう都電らしさが濃かった

春の陽気で、歩き出してすぐ少し汗ばむくらいの気温。

電車に乗るんじゃなくて、
電車の横を歩く

それだけで、いつもの街が少し違って見える。

線路沿いの道、古い建物、昔ながらの看板、生活感のある路地。
都電沿線って、東京なのにどこか時間の流れがゆるい。

派手な観光地じゃないのに、歩いていて全然飽きない。
「こういう景色が好きな人にはたまらないだろうな」と、最初から思った。

大塚で出会った、寄らずにいられない和菓子屋さん

最初の寄り道は、大塚駅近く。

ふらっと立ち寄った和菓子屋さんに、
「千成もなか」
と書いてあった。

昔ながらの店構えで、ショーケースの中にはもなかとどら焼き。
もう見た瞬間、寄らずにはいられなかった。

どら焼きクッションが可愛い✨

そこで食べたのが、バター餡どら焼き

しかも少し待てば、焼きたてを出してくれる。

これがもう、めちゃくちゃうまかった。

甘すぎなくて、歩き始めの身体にちょうどいい。
散歩って、こういう偶然見つけた一口がかなり記憶に残る。

昼は磯吉食堂。見た瞬間に当たりだと分かる店だった

お昼は、磯吉食堂という焼き魚の店へ。

ここもまた、入り口を見た瞬間に
「絶対うまい」
と分かるタイプの店だった。

焼き魚って、ちゃんとしてる店で食べるとやっぱり違う。
コスパも良くて、普通に「また来たいな」と思える味。

値段もお手頃価格!

都電散歩って、ただ歩くだけじゃなくて、
こういう街に溶け込んでる良い店を拾えるのが強い

ボンゴの行列を横目に、次の楽しみが増えていく

途中、おにぎりボンゴの近くを通ったら、びっくりするくらいの行列。

たぶん5、60人くらいは並んでいたと思う。

「ここ、今度来ようぜ」

そんなふうに話しながら、その日は横目でスルー。

でもこういうのもいい。
その日に全部回り切らなくても、
「次の散歩の理由」が増えていく感じがする。

飛鳥山公園付近は、電車好きにはかなり刺さる景色だった

歩き進めていくと、だんだん足に疲れは出てくる。
でもそのぶん、景色のひとつひとつが濃く見えてくる。

飛鳥山公園付近では、車と都電が重なるような景色もあって、これがかなり良かった。

同じで道路でも、スピードもサイズも役割も違うものが、同じ街の中で自然に共存している感じが面白い。

都電って、ただの交通手段じゃなくて、
街の記憶そのものみたいなところがあるんだなと思った。

しかもこの辺りは、公園の緑や少し開けた空気もあって、歩いていてかなり気持ちいい。

「ただ線路沿いを歩いてるだけ」じゃなくて、
ちゃんと景色に起伏があるのも、このコースのいいところだった。

あらかわ遊園の温度のあるレトロ感がすごく良かった

さらに歩いていくと、あらかわ遊園のあたりへ。

住宅地の中にぽつんとあるレトロな遊園地で、
小さい子ども連れの家族でにぎわっていて、すごく空気が柔らかかった。

派手じゃない。
でも、ちゃんと人のぬくもりがある。

そういう場所って、意外と少ない。

息子はそこで、遊園地の入り口や街角の風景を何枚も撮っていた。
たぶん、こういう懐かしさがある景色を撮りたかったんだと思う。

しかもこの近くには、昔懐かしいガチャガチャがある文房具屋さんまであって、親子でちょっとテンションが上がった。

こういうの、街歩きだとめちゃくちゃ楽しい。

三ノ輪で見た都電×スカイツリーの景色が、最後のご褒美だった

終盤、三ノ輪へ。

ここまで来ると、さすがに
「かなり歩いたな」
という実感が出てくる。

でも三ノ輪には、ちゃんと最後のご褒美があった。

都電とスカイツリーを一緒に撮れるスポット

この構図がなかなか良くて、
「ここまで歩いてきた意味あるな」
と思えた。

そして何より、ここまで来たことでようやく、
本当に全線を歩いてきたんだ
という達成感がじわっと湧いてきた。

最後は都電カフェでコーラフロート。締めまで完璧だった

帰りに寄ったのが、都電カフェ

ここがまた、かなり良かった。

店内には都電沿線のジオラマが並んでいて、椅子は実際に使われていた都電の座席。
最後の最後まで、都電尽くし。

「疲れた時はコーラフロートでしょ」

そんなことを言いながら、息子とふたりで注文した。

歩き切ったあとに飲む冷たい甘さって、なんであんなにうまいんだろう。

ただのカフェ休憩じゃなくて、
散歩のエンディングとして完璧だった。

30駅歩いて思った。やっぱり歩かないと残らないものがある

三ノ輪橋駅に着いた時、
30駅分歩いたことになる。

正直、脚はそれなりに疲れていた。
でも、それ以上に達成感があった。

「全部歩いたなぁ」

そんなふうに、ふたりでしみじみした。

たぶんこれ、電車で移動していたら何も残らなかったと思う。

歩いたから、
店の匂いも、
街の空気も、
人の気配も、
ちゃんと残った。

しかも今回は、ひとりで歩くつもりだった散歩が、結果的に息子との時間になった。

たぶん、これがいちばん大きかった気がする。

息子のカメラにも、この日の空気がそのまま写っている気がするし、
僕の中にも、この散歩の空気はかなり長く残ると思う。

fuji散歩としての結論|都電荒川線は乗るより歩くともっと面白い

今回のfuji散歩をひと言でまとめるなら、

「都電荒川線は、乗るより歩くともっと面白い」

これに尽きる。

都電そのものの魅力はもちろんだけど、
その沿線にある街の空気、古い店、にぎわい、懐かしさまで全部セットで味わえるのが、この散歩の面白さだった。

そして、親子で歩いたからこそ、ただの移動じゃなくて、ちゃんと記憶に残る1日になった。

都電沿線って、東京の中でもかなり独特で、歩くたびにまた違う発見がありそうな場所だった。

また季節を変えて歩いてみたいし、今度は途中で寄れなかった場所にも入ってみたい。

こういう散歩は、たぶん何年経っても残る。

そしてたぶん、こういう1日がいちばん贅沢なんだと思う。

もし都内で、
「ちょっと面白い散歩したい」
「親子で何か思い出に残ることしたい」
「レトロな街歩きが好き」
そんな人がいたら、都電荒川線沿いを歩いてみるのはかなりおすすめ。

たぶん、想像しているよりずっといい1日になる。

そして息子が怖い事を言っていた。

次は山手線一周歩こうよと・・・・・・・・

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何気なく歩いた日が、あとから思い出になることってあるよね。
親子での散歩や、ふと思いついた寄り道まで、
ちょっといい時間をゆるく記録しています。


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