なぜ九州発の店は強いのか?東京で見つけた行列グルメを追いかけた日
東京を歩いていると、たまに「なんでこんなに並んでるんだろう」と思う店に出会う。
昨日の日本橋も、まさにそうだった。
芋屋金次郎。
芋けんぴの店に、5、60人くらい並んでいた。
最初は正直、少し驚いた。
「芋けんぴで、そんなに並ぶ?」って。
でも、食べたら分かった。
あれは、並ぶ。
しかも、食べ始めたら止まらない。
そしてそのあと東京駅に行くと、今度はハンバーグ屋に大行列。
見てみると、これもまた普通の店じゃなかった。
最近思う。
九州発の店って、強い。
派手なことをしてるわけじゃないのに、ちゃんと人を動かす。
ちゃんと並ばせる。
ちゃんと「また来たい」と思わせる。
今日はそんな、九州の食の強さと、東京駅で見つけた行列の正体について書いてみたい。
九州発の店には、シンプルなのに強い何かがある
九州の食べものって、不思議なくらい記憶に残るものが多い。
資さんうどんもそうだし、芋屋金次郎もそう。
そして岩崎本舗の角煮まんじゅうも、あの系統だと思う。
どれも、ものすごく奇抜なわけじゃない。
むしろ素材も方向性も、かなり分かりやすい。
うどん。
芋けんぴ。
角煮まん。
言ってしまえば、どれも説明しやすい食べものだ。
でも、その分ごまかしがきかない。
シンプルだからこそ、味の差がそのまま出る。
雑に作ったらすぐ分かる。
逆に、ちゃんとしてるものは一口で伝わる。
九州発の強い店って、そこがとにかく強い気がする。
余計なことを足しすぎず、
でも「これでいい」じゃなくて「これがいい」まで持っていく。
その地味な強さが、東京でもちゃんと通用しているのが面白い。
芋屋金次郎の行列を見て、理由のある行列ってこういうことかと思った
日本橋で見た芋屋金次郎の行列は、かなり印象に残った。
ぱっと見ただけでも、かなりの人数。
しかも、ただ観光客が集まってる感じとも少し違った。
みんな、ちゃんと目的を持って並んでいる顔をしていた。
気になって、自分も並んでみた。
そして、揚げたての芋けんぴを食べた。

……あ、これか。と思った。
カリッとしてるのに、硬すぎない。
甘いのに、くどくない。
気づけば次の一本に手が伸びる。
あれは危ない。
「一口だけ」が成立しないやつだった。
しかも、揚げたてってだけで体験になる。
袋で買うお菓子とは、ちょっと違う。
温度も、香りも、食感も、その場でしか完成しない感じがある。

外から見たときは「芋けんぴで並ぶの?」と思ったけど、
食べ終わる頃には「そりゃ並ぶわ」に変わっていた。
こういうのが、街シリーズの面白さなんだと思う。
遠くから見てるだけじゃ分からない。
近づいて、食べて、はじめて理由が見える。
ちなみに、どうしてもまた食べたくなって調べたら、家でも買えるみたいだった。
※以下、アフィリエイトリンクを含みます。
芋屋金次郎の芋けんぴはこちら👇
岩崎本舗の角煮まんじゅうも、九州の強さが分かる代表選手だと思う
九州の食の強さを考えたとき、岩崎本舗の角煮まんじゅうも外せない。
あれも、やってることはすごくシンプルだ。
やわらかい角煮を、ふわっとした生地ではさむ。
それだけ。
でも、そのそれだけが強い。
一口食べると、ちゃんと満足感がある。
特別変わったことをしていないのに、記憶に残る。
たぶん九州発の店が強いのは、こういうところだと思う。
派手な流行を追いすぎない。
でも、ちゃんと人の「また食べたい」に届いている。
それって、飲食で一番強いことなんじゃないかと思う。
岩崎本舗の角煮まんじゅうはこちら👇
そして東京駅で見つけた、もうひとつの行列の先には自分で焼くハンバーグがあった
芋屋金次郎の余韻を引きずったまま東京駅に行くと、また人が集まっている場所があった。
今度は、ハンバーグ屋だった。

しかも、ただのハンバーグ屋じゃない。
店の前の熱気からして、なんだか少し様子が違う。
中を見ると、カウンターに座った人たちが、目の前の鉄板で何かを焼いている。
ハンバーグだった。
でも、店が全部焼いて出すわけじゃない。
半生に近い状態で出てきたものを、自分で焼いて仕上げていく。

「え、自分で焼くんだ」
最初はそう思った。
でも、見ているうちにだんだん分かってきた。
これは、ただ食べる店じゃない。
焼く時間ごと食べる店なんだと。
行列になる店は、味だけじゃなく体験まで設計されている
目の前の鉄板で焼く。
じゅうっと音がする。
香りが立ち上がる。
自分の好きな焼き加減にして食べる。
この流れ全部が、すでに楽しい。
たぶん、行列になる店ってここが強い。
ただ料理を出すだけじゃなくて、
並ぶ時間も、待つ時間も、食べるまでの時間も含めて、ちゃんと体験になっている。
芋屋金次郎の揚げたてもそうだった。
ハンバーグを自分で焼くのもそうだった。
味が美味しいのは前提として、
その前後にある体験まで記憶に残る。
だから人は、また行きたくなる。
そして誰かに話したくなる。
飲食って、結局そこまで行くと強いんだなと思う。
強い店は、結局ちゃんと美味しいを裏切らない
最近、街を見ていて思う。
強い店って、奇抜さだけでは続かない。
もちろん見せ方は大事だし、SNSで広がるきっかけもある。
でも最後はやっぱり、ちゃんと美味しいかどうかに戻ってくる。
九州発の店が東京でも強い理由も、たぶんそこだ。
ごまかしがきかない、シンプルな商品で勝負している。
そして、そのシンプルさをちゃんと磨いている。
資さんうどんも、芋屋金次郎も、岩崎本舗も、そういう強さがある。
目立つことより、残ること。
派手さより、もう一回食べたいと思わせること。
それができる店は、やっぱり強い。
街は、やっぱり宝箱だった
芋けんぴの行列を見て、
東京駅のハンバーグ屋の行列を見て、
あらためて思った。
街って、やっぱり宝箱だ。
ただ歩いてるだけだと通り過ぎてしまうものの中に、
ちゃんと人が集まる理由がある。
そしてその理由をひとつずつ拾っていくと、
「強い店って何だろう」が少しずつ見えてくる。
派手なことをしているから強いんじゃない。
シンプルなものを、ちゃんと美味しくしているから強い。
九州発の店には、その底力がある。
たぶんまた、こういう理由のある行列を見つけたら並ぶと思う。
それにしても、街を歩いていると本当に思う。
10倍株は、街に落ちている。
そして、おいしい気づきもまた、街に落ちている。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
芋屋金次郎、資さんうどん、岩崎本舗、食べたことあるものある?
それとも東京駅の自分で焼くハンバーグ、気になってた派?
資さんうどんが気になる人はこちら👇
※この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。



コメント