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【新シリーズ裏ストーリー13話】 「自分を責めてばかりの私を救った、SNSのたった一言」

ストレスで潰されそうになったシリーズ 裏話

「プリンが美味しかった」

「月がきれいだった」

そんなふうに思える日は、少しずつ増えてきた。

小さな楽しみを探すことが、心を軽くする手助けになると、ようやくわかってきたから。

でも――。

夜になると、ふとよぎる思いがある。

「……で? それって、何の意味があるの?」

「そんなことで満足してる自分って、なんかダメじゃない?」

結局、心のどこかではいつも「どうせ私なんて」と思ってしまっていた。

そんなある日、いつものようにSNSを眺めていると、ふと目に留まった投稿があった。

「自分を大事にするって、いちばん難しくて、いちばん大事なことだよね。」

たったそれだけの言葉。

でも、その瞬間、胸がじんわりとあたたかくなった。

「…あれ? 私だけじゃなかったんだ。」

このモヤモヤや苦しさを抱えているのは、自分ひとりじゃない。

誰かも、同じように感じていた――。

それに気づいた時、まるで誰かがそっと心に手を伸ばしてくれたような、そんな感覚がした。

その日から少しずつ、私は「自分に雑に接すること」を減らすように意識し始めた。

・コンビニのプリンを、ちゃんと味わって食べた自分

・空を見上げて、月がきれいだと思った自分

・疲れた自分に、「今日はそれでいいよ」と言ってあげられた自分

これまで見過ごしていた小さな感じ方を、ちゃんと受け止めてあげるようにした。

SNSの言葉ひとつで、劇的に人生が変わるわけではない。

でも、確かに私の中で何かが変わり始めたのはあの日だった。

誰かの一言が、私に「それでいいんだよ」と教えてくれた。

それは、小さな共感だったけれど、

私の中に灯った、確かな希望の火だった。

🌱 最後に:あなたが今日、自分にかける言葉は?

誰かの何気ない言葉に救われる瞬間って、きっと誰にでもある。

今、あなたが「私なんて」と感じているなら、思い出してほしい。

今日のあなたが味わった何か、気づいた何かは、

きっとあなた自身を少しだけ肯定してくれる種になるはず。

自分の感情を、少しずつ受け入れていこう。

それだけで、世界の見え方が変わり始めるかもしれません。

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