スマホの画面を見ると、Wi-Fiのアンテナはしっかり立っている。
なのに、なぜか遅い。
動画は止まるし、ページはなかなか開かない。
「いや、電波強いじゃん」
そう思ったこと、きっと一度はあるはずです。
電波の強さと通信速度は別物
結論から言うと、Wi-Fiの電波の強さと通信の速さは別物です。
スマホに表示されているWi-Fiマークは、主にルーターから届いている電波の強さを表しています。
でも、電波が届いているからといって、必ずしもインターネットが速いとは限りません。
理由① 回線が混雑している
Wi-Fiが遅くなる原因のひとつが、回線の混雑です。
家族みんなで同時に動画を見たり、ゲームをしたり、オンライン会議をしたりすると、同じ道をたくさんのデータが通ることになります。
イメージとしては、道路の渋滞に近いです。
道はちゃんとある。
でも、車が多すぎて進まない。
Wi-Fiもそれと同じで、電波が強くても通信が混んでいれば遅くなります。
理由② ルーターの性能が追いついていない
Wi-Fiルーターも機械なので、処理できる量には限界があります。
古いルーターを使っていたり、同時に接続している端末が多かったりすると、通信の処理が追いつかなくなることがあります。
スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機、タブレット。
気づけば、家の中にはWi-Fiにつながっているものがかなりあります。
その全部をルーターがさばいていると考えると、遅くなるのも少し分かります。
理由③ 2.4GHzと5GHzの違い
Wi-Fiには、よく使われる周波数として2.4GHzと5GHzがあります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 2.4GHz | 遠くまで届きやすいけど、混雑しやすい |
| 5GHz | 速度は出やすいけど、壁や距離に弱い |
2.4GHzは電子レンジやBluetooth機器などとも干渉しやすく、電波が強く見えても速度が出にくいことがあります。
逆に5GHzは速いけれど、部屋をまたぐと弱くなることもあります。
理由④ インターネット回線そのものが遅い
もうひとつ大事なのが、家に来ているインターネット回線そのものです。
Wi-Fiはあくまで、家の中で電波を飛ばす仕組み。
元のインターネット回線が遅ければ、Wi-Fiの電波が強くても速くはなりません。
蛇口に例えるなら、Wi-Fiはホース。
でも、元の水の量が少なければ、ホースが立派でも水は勢いよく出ません。
つまりWi-Fiは「電波」より「道路」に近い
Wi-Fiが遅い理由を考えるときは、電波の強さだけを見るよりも、道路のイメージで考えると分かりやすいです。
道が近くても、混んでいたら進まない。
道が細ければ、スピードは出ない。
車の数が多ければ、渋滞する。
Wi-Fiも同じで、電波が届いていても、通信の通り道が混雑していれば遅くなります。
Wi-Fiが遅いときに試したいこと
電波は強いのに遅い…それ、ルーターが原因かも?
古いWi-Fiルーターを使っていると、通信の処理が追いつかず速度が出ないことがあります。
最近のモデルに変えるだけで、体感がかなり変わるケースも多いです。

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- ルーターを再起動する
- 5GHzに切り替えてみる
- ルーターの近くで試す
- 接続している端末を減らす
- 古いルーターなら買い替えを検討する
これだけでも、改善することがあります。
まとめ:電波が強いのに遅いのは普通に起きる
Wi-Fiのアンテナがしっかり立っていても、通信が速いとは限りません。
電波の強さ、回線の混雑、ルーターの性能、周波数、インターネット回線そのもの。
いろいろな要素が重なって、Wi-Fiの速さは決まっています。
だから、電波が強いのに遅いという現象は、普通に起きます。
仕組みを知ると、少しだけイライラが減る。
そしてまたひとつ、毎日使っているものの裏側が見えてくる。
日常の中には、まだまだ小さな「なんで?」が隠れています。



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