【新シリーズ裏ストーリー11話 】 「たった1個の楽しみ」が、私の心を救った日々。

新シリーズ ストレスに潰されかけた私

数年前の私にとって、

「楽しみ」という言葉は、ただの無縁なものだった。

忙しくて、しんどくて、心に余白なんてなかった。

起きて、会社へ行って、帰って、寝る。

その繰り返し。

楽しみを見つけるどころか、「今日も無事だった」と思えるだけで精一杯だった。

「今日、ひとつだけ楽しみを見つけてみよう」

そんな私の心を、ふと引っかいた言葉がある。

ある日コンビニで手に取った、なんでもない小さなフリーペーパー。

その表紙には、たった一言──

「今日、ひとつだけ楽しみを見つけてみよう」

それだけの言葉。

でも、なぜか涙が出そうになった。

最初の楽しみは、たったひとつのプリンだった

その夜、布団の中で考えてみた。

「……今日の楽しみって、あったっけ?」

答えはすぐに出なかった。

でも、ふと浮かんだのが、昼に食べたコンビニのプリン。

「まあ、美味しかったし、良かったかも」

たったそれだけ。

でも、不思議と肩の力が抜けて、

「今日、私にも良かったことがあったんだ」と思えた。

それだけで、眠る前の気持ちがほんの少しだけ軽くなった。

楽しみを見つける習慣は、自分を優しく見つめる行為だった

そこから、毎日ひとつ「楽しみ」を探す習慣が始まった。

• 朝、少しだけ早起きできた

• 帰り道に、きれいな月が出ていた

• 雨の音を聞きながらゆっくりお風呂に入った

本当に小さなことばかり。

でも、探すという行動そのものが、

「今日も私、生きてたな」って確かめる行為になっていった。

世界は同じなのに、見える景色が変わった

変化はゆっくりだった。

でも、気づけば朝起きるのが少し楽になっていた。

同じ日常なのに、目に入るものが違って見えた。

自分で自分の機嫌を取る力が、少しずつ戻ってきたような感覚。

私にとって「楽しみを見つける」とは

・無理に笑うことじゃなくて

・大きな目標を作ることでもなくて

・他人と比べて元気になることでもない

「私の毎日の中にも、ちゃんと心がほっとする瞬間がある」

それに気づいていく作業だったんだと思う。

 

 

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