夜光虫って何?なぜ夜の海が青白く光るのか調べてみた
昨夜、息子が言った。
「夜光虫って見てみたい」
実はfujisoba、釣りをしているので夜光虫自体は昔から知っていた。
夜中の海でオモリを落とすと、周りがポワッと青白く光ることがある。
最初に見た時は、正直ちょっと驚いた。
でも、砂浜で見る夜光虫はまた別だった。
昨夜はドライブがてら、茅ヶ崎の菱沼海岸まで行ってきた。
すると、思っていた以上に人がいた。
家族連れ。
カップル。
友達同士。
みんな同じように、暗い海をじっと見つめていた。
そして波が割れた瞬間。
青白い光が、海岸線に沿ってふわっと広がった。
写真だと全然伝わらない。

でも肉眼では、かなり幻想的だった。
そこで今回は、夜光虫とは何なのか、なぜ光るのか、どんな時に見られるのかを調べてみた。
夜光虫の正体はプランクトン
夜光虫の正体は、「ノクチルカ・シンチランス」というプランクトンの一種。
海の中にいる、とても小さな生き物だ。
名前だけ聞くと少し難しいけれど、簡単に言えば、夜に青白く光るプランクトン。
三重県の水産研究所の資料でも、夜光虫は夜間に刺激を受けると青白い光を発すると紹介されている。
つまり、海そのものが光っているわけではなく、海の中にいる夜光虫が光っている。
これを知ると、あの幻想的な景色が少しだけ身近に感じられる。
なぜ夜光虫は光るのか
夜光虫は、何もしていない時にずっと光っているわけではない。
光るのは、刺激を受けた時。
例えば、
波が割れる。
船が通る。
人が水をかき混ぜる。
釣りのオモリが海に落ちる。
こうした刺激を受けた時に、青白く光る。
だから砂浜では、波がザバーッと崩れるタイミングで光る。
釣り場では、オモリを落とした瞬間や、魚が水面近くで動いた時に光ることがある。
fujisobaが夜釣りでよく見ていたのも、まさにこの現象だった。
昼は赤潮、夜は青い光になることもある
夜光虫で面白いのは、昼と夜で見え方がまったく違うこと。
夜は青白く光って幻想的に見える。
でも昼間に大量発生すると、海が赤っぽく見えることがある。
これが赤潮の一種。
鹿児島県の赤潮資料でも、夜光虫は赤潮を形成し、夜間には刺激を受けると青白く発光すると説明されている。
つまり、昼間に赤っぽく見えた海が、夜になると青白く光ることがある。
昼は赤。
夜は青。
同じ生き物なのに、見え方がまったく変わる。
自然って本当に不思議だ。
夜光虫はいつ見られるのか
夜光虫は、春から初夏にかけて見られることが多いと言われている。
地域によって時期は違うけれど、水温が上がってくる季節に発生しやすい。
福島県の赤潮情報でも、夜光虫は主に4月から5月にかけて発生しやすいと紹介されている。
湘南エリアでも、春から初夏にかけて話題になることがある。
特に風や潮の流れで夜光虫が岸に寄せられると、波打ち際で光が見えやすくなる。
だから、いつでも必ず見られるわけではない。
でも条件がそろうと、突然幻想的な景色に出会えることがある。
夜光虫を見るなら写真より動画がいい
今回、菱沼海岸で夜光虫を見て強く思ったことがある。
写真で撮るのが難しい。
肉眼ではかなり綺麗に見える。
波が割れるたびに、青白い光がふわっと広がる。
でも写真にすると、どうしても暗くなる。
光がぼんやりしてしまう。
だから夜光虫を撮るなら、写真より動画の方が伝わりやすいと思った。
波が動く。
光が走る。
その瞬間の方が、夜光虫の魅力は伝わる。
実際、昨夜も写真より動画の方が断然良かった。
釣り人には意外と身近な夜光虫
夜光虫は、砂浜で見るとかなり幻想的だ。
でも釣りをしている人にとっては、意外と身近な存在かもしれない。
夜釣りをしていると、仕掛けを投げた瞬間に水面が光ることがある。
オモリが落ちた場所だけ、青白くポワッと光る。
魚が動いた時にも、水の中に光の筋が見えることがある。
最初は何が起きたのか分からない。
でもそれが夜光虫だと知ると、夜の海を見る目が少し変わる。
真っ暗に見える海の中にも、ちゃんと生き物がいる。
そう思うと、少しワクワクする。
夜光虫は危険なのか
夜光虫と聞くと、赤潮と関係があるため少し怖く感じる人もいるかもしれない。
ただ、福島県の赤潮情報では、夜光虫には毒性はなく、通常は漁業などへの被害の心配はないと説明されている。
一方で、大量発生した赤潮では、海の環境に影響を与えることもある。
幻想的で綺麗に見えるけれど、自然現象の一つであることは覚えておきたい。
見に行く時は、海に入らず、波打ち際や足元に注意しながら楽しむのが安心だ。
夜光虫を撮るなら三脚があると便利
今回、実際に夜光虫を撮影してみて思ったのが、
夜の海は想像以上に写真が難しいということ。
肉眼ではしっかり見えているのに、
スマホで撮るとブレたり暗くなったりしてしまう。
特に夜光虫は光が弱いので、
スマホをしっかり固定できる三脚があるとかなり撮りやすくなる。
fujisobaも次に撮る時は三脚を持っていこうと思った😂
まとめ
夜光虫の正体は、ノクチルカ・シンチランスというプランクトン。
普段からずっと光っているわけではなく、波や船、人の動きなどの刺激を受けた時に青白く光る。
昼間は赤潮として見えることがあり、夜になると幻想的な青い光として見えることがある。
春から初夏、水温が上がる頃に見られやすく、風や潮の流れで岸に寄ると波打ち際でも見えることがある。
昨夜、菱沼海岸で見た夜光虫は、写真ではうまく伝わらなかった。
でも、波が割れるたびに青白く光る海は、本当に綺麗だった。
釣りの時にオモリの周りが光る夜光虫も面白いけれど、砂浜で見る夜光虫はまた違う。
まるで、海の中に星が溶けているようだった。
自然が見せてくれる景色は、時々びっくりするくらい綺麗だ。
そして、こういう景色は、実際に見に行った人の記憶に静かに残っていくのだと思う。





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