ストレスで潰されかけた私 海外編21話深掘り

ストレスシリーズ 海外編

ちゃんとしなくても、嫌われなかった 完璧じゃない自分を少し許せた話

ミスをした時、必要以上に落ち込んでしまうことがあります。

大きな失敗ではない。
誰かを傷つけたわけでもない。

それなのに、あとから何度も思い返してしまう。

「あの時、もっとちゃんとできたはず」
「変に思われたかもしれない」
「嫌われたかもしれない」

そんなふうに、自分の中だけで反省会が始まってしまうことがありました。


ちゃんとしていない自分が怖かった

海外に来てから、ある日、少しうまくいかない場面がありました。

言葉がうまく出なかった。
気の利いた返しもできなかった。
空気を読んで、きれいに立ち回ることもできなかった。

大したことではなかったのかもしれません。

でもその時の私は、心の中で固まっていました。

「ちゃんとできなかった」

その感覚だけが残りました。

日本にいた頃の私は、こういう小さな失敗を何度も引きずっていました。

あの時こう言えばよかった。
もっと笑えばよかった。
変な空気にしてしまったかもしれない。

頭の中で何度も会話を再生して、ひとりで疲れてしまう。

でも本当は、その場にいた誰よりも、自分自身が一番厳しかったのかもしれません。

思っていたほど、誰も気にしていなかった

その日も、私は少し落ち込んでいました。

きっと変に思われただろうな。
少し距離を置かれるかもしれない。

そんなことを考えていました。

でも、実際には何も起きませんでした。

誰も責めてこない。
誰も態度を変えない。
いつも通り話しかけてくる。

むしろ、周りは拍子抜けするほど普通でした。

その時、ふと思いました。

もしかして、気にしていたのは私だけだったのかもしれない。

自分の中では大きな失敗でも、周りから見れば一瞬の出来事だった。

私はずっと、ちゃんとしていない自分を見せたら嫌われると思っていました。

でも、その日は違いました。

少し崩れた自分でも、関係は終わらなかった。

空気も壊れなかった。

世界は、思っていたよりずっと普通に続いていました。

完璧じゃない自分を許せないのは、自分だった

私はずっと、誰かに嫌われないために、ちゃんとしていようとしていました。

失敗しないように。
変に思われないように。
空気を悪くしないように。

そうやって、いつも少し緊張していました。

でも本当は、誰かに責められる前に、自分で自分を責めていたのかもしれません。

「こんな自分じゃダメだ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
「こんなところを見せたら嫌われる」

そう思っていたのは、周りではなく自分でした。

でも海外で過ごしていると、少し違う空気を感じることがあります。

うまく話せなくても、完璧じゃなくても、それだけで関係が壊れるわけではない。

人は、思っているほど他人に完璧を求めていない。

そのことを、少しずつ知っていきました。

ちゃんとしていなくても、関係は続いていく

もちろん、今でも気にしてしまうことはあります。

うまく言えなかった一言を思い出す日もあります。

もっとちゃんとできたはずだと、自分を責めそうになる日もあります。

でも以前より少しだけ、自分に言えるようになりました。

「完璧じゃなくても大丈夫」

「少し抜けていても、関係は終わらない」

「ちゃんとしていない自分でも、ここにいていい」

それだけで、少し呼吸が楽になることがあります。

ちゃんとしている自分だけが、受け入れられるわけじゃない。

少し失敗する自分も、うまく話せない自分も、気の利いたことが言えない自分も、全部まとめて自分です。

そして、それでも人との関係は続いていく。

そのことを知れただけで、心が少し軽くなりました。

まとめ ちゃんとしなくても、嫌われなかった

海外に来てから、私は少しずつ知りました。

人は、思っているほど完璧を求めていない。

そして自分もまた、そんなに完璧でいなくてよかった。

ちゃんとできない日があってもいい。

気の利いたことが言えない日があってもいい。

少し抜けている自分でも、関係はちゃんと続いていく。

ちゃんとしていない自分を許せないのは、いつも自分だったのかもしれません。

でももう少しだけ、自分に優しくしてもいい。

そう思えた時、少しだけ生きるのが楽になりました。

あなたは、少しの失敗をいつまでも引きずってしまうことはありますか?

他の「ストレスで潰されかけた私 海外編」も読む

海外で感じた孤独や不安、そして少しずつ変わっていく心の記録を綴っています。


海外編 一覧はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました