「ちゃんとしてる人」でいようとして、苦しくなっていた

昔の私は、
ずっと「ちゃんとしてる人」でいようとしていた。
ちゃんと空気を読む。
ちゃんと仕事をする。
ちゃんと気を使う。
ちゃんと迷惑をかけない。
今思えば、
ちゃんとに囲まれて生きていた。
でも、
その「ちゃんと」は、
いつの間にか自分を苦しめていた。
頑張ってないんじゃなくて、頑張りすぎていた
ストレスで潰れかけていた頃、
自分では、
「もっと頑張らなきゃ」
と思っていた。
周りは普通に出来ているのに、
なんで自分はこんなに疲れてるんだろう。
なんで、
こんな小さなことで傷つくんだろう。
ずっと、
自分の弱さだと思っていた。
でも今なら少し分かる。
あの頃の私は、
頑張っていなかったんじゃない。
むしろ、
頑張りすぎていた。
気を張りすぎて、
ちゃんとしようとしすぎて、
心がずっと休めなくなっていた。
海外で見た「もっと適当でも大丈夫」という空気
海外に来て、
驚いたことがある。
みんな、
思っていたより適当だった。
疲れたら普通に休む。
「今日は無理」
って普通に言う。
予定を忘れる人もいる。
ミスしても、
そこまで引きずらない。
最初は、
「え、大丈夫なの?」
と思った。
でも。
その人たち、
ちゃんと楽しそうに生きていた。
もちろん、
全部が正しいわけじゃない。
でも、
「完璧じゃなくても生きていける」
という空気は、
確かにそこにあった。
少しずつ、自分への言葉が変わっていった
以前の私は、
失敗すると、
すぐ自分を責めていた。
「またダメだった」
「なんで出来ないんだろう」
そんな言葉ばかり、
自分に向けていた。
でも最近は、
少しだけ変わってきた。
「まあ、そんな日もあるか」
そう思える日が、
少しずつ増えてきた。
たぶん。
立ち直るって、
急にポジティブになることじゃない。
自分を責める回数が、
少しずつ減っていくことなんだと思う。

今なら、あの頃の自分にこう言いたい
もし今、
昔の自分に会えたなら。
たぶん、
こう言うと思う。
「ちゃんと頑張ってたよ」
「そんなに一人で抱え込まなくてよかったんだよ」
そして、
最後にこう言いたい。
「大丈夫。
ちゃんと、ここまで来れるから」
あの頃の私は、
きっと泣きながら笑う気がする。



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